「英語やりたくない」と言ってきた子どもに絶対言ってはいけない言葉と対処法

「英語やりたくない。」

この言葉を言われるとしんどいですよね。

『せっかく今までやったのに』『高い入会金を払っているのに』そんなことを考えてしまいます。

 

娘は1歳半から、息子は2歳半から英会話のプリスクールに通っていました。そしてふたりとも3歳半くらいで「行きたくない!」と言ってきました。

上の娘には、ある言葉をかけてしまい、年単位で矯正に時間がかかりました。本当に後悔しています……。

 

 

子どもの感情を先回りして決めつけない

さっくり結論から行きましょう。絶対に行ってはいけない言葉。

「英語が嫌いになっちゃったの?」

たぶん行きたくなかった理由は、「なんかめんどくさい」「家にいたい」「気があう友達がいない」「新鮮味がなくなった」というような、英語そのものとは直接は関係のないものだったんだと思います。
大人でもそんな感じですよね。気合い入れて買ったTOEICのテキスト、部屋の隅に積んでませんか?

まだ未就学児のような小さな子どもは自分の感情をうまく言葉にすることができません。

それなのに「嫌いになった」という言葉に親が当てはめてしまうと、子どもはこう思います。

 

「そっか、この感情は、嫌いってことなんだ!!」

 


「わたしは、英語が嫌い!!嫌いだぞー!!」

 

 


英語が嫌いな子のできあがりです(涙)。

 

 

 

対処法1:簡単な内容に戻した

すっかり英語が嫌いになってしまった娘。当時5歳。

さらにそこから「わたしは英語がへたくそ」と思い込むようになっていてかなりの重症でした……。でも英語の歌なんかは楽しそうに歌って踊ったりしています。まだ望みはある!そう思った私は、簡単な内容に戻して自信をつけよう!という作戦に出ました。

週2回通っていたグループレッスンの英会話スクールは辞め、マンツーマンのオンライン英会話に切り替え。アルファベットレベルから受講をスタートしました。

 

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対処法2:親も英語をはじめた

親が頑張っているところを見たら子どもも頑張るそうじゃないですか。完全に下心で英語をはじめました笑。一緒に英検に行こうねと約束しています。

 

対処法3:子どもから英語を教えてもらう

あれ?これは英語なんて言うんだったかなー?教えて!と言うとイキイキした顔で教えてくれます。子どもの自信をつけると同時に知識のアウトプットもできるので英語力もあがります!
こうやって家庭にさりげなく英語を持ち込みたいですね。
あと、4歳の弟にアルファベットの書き方を教えてもらっています。
「子どもに英語を教える先生になろうかなぁー。」
娘8歳。この言葉が出た時、やっと英語が好きになったんだ!と嬉しくなりました!矯正に3年かかりましたよ!

 

 

辞めても嫌いじゃなかったらまた戻ってくるかも

娘は幼稚園年少の時にピアノも始めました。自分から習いたいと言ったので。なのに数ヶ月もしたら「なんでこんなに練習しなくちゃいけないの?やりたくない。」と言ったんですよ。(毎日5-10分くらいの練習量。)
なのですぐ辞めました。でも年長の時にまたやりたいと言い出し、始めました。今度はきちんと毎日練習していて、なかなかの優等生です。
なんでまたやりたいと言ったのかなぁと、今思えば、
ピアノの練習を嫌がる娘に「ピアノが嫌いなのね!」と言ってないんです。もし言っていたら、
本当はピアノが好きだったのに嫌いにさせていたかもしれません。

 

 

まとめ

育児本を読んでいると、『子どもに共感しましょう。』とよく書いていますよね。英語やりたくない→嫌いなのね。は、わたしなりに共感のつもりだったんですが、絶対言ってはいけない言葉でした。嫌いにさえならなければ、英語を頑張った自分を認めることができますし、いつかまた必要な時に自分でやりだすかもしれません。

読んでいただいてありがとうございました。